アルギニンの代謝
アルギニン長期摂取では
アルギナーゼ(アルギニン分解酵素)活性
がbioavailability(体内利用率)の
ボトルネックになるらしい
グラフ参照元:
https://jnp-lab.com/sub50_1(argi_super_neo).html
上記グラフがどの程度正確なのかは
不明だがアルギニンのみの摂取だと
3ヶ月後以降マイナス効果に
シトルリンにアルギナーゼ阻害作用
あるらしく同時接種すると
アルギナーゼ活性が抑えられ
C-MAX(最高血中濃度)
T-MAX(最高血中濃度到達時間)
ともに向上するらしい
どういう機序なのだろうか🤔
一方でアルギニン摂取量の
約40%が腸管壁でシトルリンに
変換されるというデータもある
シトルリンの代謝と薬効
https://www.jstage.jst.go.jp/article/kagakutoseibutsu/46/7/46_7_460/_pdf/-char/ja
そしてアルギニンが
アルギナーゼによって
代謝された後はオルニチンになるらしい
>L-アルギニンはアルギナーゼによって分解される。アルギナーゼは尿素回路を構成する酵素の一つで、L-アルギニンを加水分解して尿素とオルニチンを生成する。
>L-arginine + H2O = L-ornithine + urea
→ アルギニン + アルギナーゼ + 水 = オルニチン + 尿素
MiFuP - Note - アルギニン分解
https://www.nite.go.jp/nbrc/mifup/note/view/29
いくらアルギナーゼ活性が上がっても
その結果オルニチンになるなら
尿素回路で再びアルギニンに戻るので
問題ない気がするのだが...
副生成物の尿素がまずいのかな?🤔
>a moderate consumption of 1.5 g/(kg⋅d) can be included in the acceptable protein intake range for most individuals.
Controversies Surrounding High-Protein Diet Intake: Satiating Effect and Kidney and Bone Health
https://academic.oup.com/advances/article/6/3/260/4568653
たんぱく質接種量
体重1kgあたり1.5g/日
(体重60kgなら90g/日)までなら
腎臓の尿素代謝許容量らしく
1日アルギニン数gとったところで
どうってことないと思うのだけど
はたして...
投稿日:2022年09月08日